2022年4月10日、対オリックス戦で完全試合を成し遂げた千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手。高校生の頃から”怪物”と言われ、いつかやってくれると思ってました。ただ、気になるのは次です。果たして・・
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17連続完全イニング!
【朗希「完全」止まる 初球打たれる】https://t.co/LRVnadOOZ9
ロッテの佐々木朗希の完全投球が止まった。24日に行われたオリックス戦で今季5度目の先発。初回、福田周平に初球を右前打とされ走者を出し、完全試合を達成した10日のオリックス戦から続いていた完全投球は17イニングで途切れた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 24, 2022
あわや2試合連続完全試合を達成か!と思われた4月17日の対日本ハム戦。あと1イニングで完全試合?の寸前で降板したことが話題になっていました。
続投か継投か。
結果はリリーフピッチャーにマウンドを譲り試合は負けてしまいましたが、おそらく多くの人がここで完全試合の難しさに気づかされたのではないでしょうか。
その降板時点まで継続していた完全イニングが4月22日の対オリックス戦の初回にヒットを打たれ途切れてしまったわけです。
以外に多い完全試合までの条件
そこで、今回は野球における完全試合とはどのような時達成されるのかを考えてみました。
条件その1:無出塁の投球
一般的に完全試合は投手が主体となって達成するものと思われがちですよね。
一試合、9イニング、27アウトをただの一度も出塁させることのない投球を求められるのが完全試合です。そこには
ホームランはおろか(1-3)塁打もフォアボール、パスボール、振り逃げ、野手のエラーさえも許されません。
正に”完全(パーフェクトゲーム)”です。
ですが、全てのアウトを三振で取らない限りピッチャー一人では成し得ません。ピッチャー自身を含む9人の野手が無失策で試合を終えることも同時に求められています。
条件その2:9回(以上)を投げ切る
そして、その状況を9回終了時点まで継続しなければなりません。
4月17日の対日ハム戦では8回終了時点まで完全試合を継続していながら降板しました。
その理由はいくつかあったようですが、一番大きかったのが「佐々木朗希投手への過度な負担軽減」だったと言われています。
8回終了時点で0-0の展開。このまま延長戦を戦わせることが長い目でみて佐々木朗希投手とチームにとってマイナスだと判断されたわけです。
日米で監督経験を持つ #ヒルマン氏 がロッテ #佐々木朗希投手 のパーフェクト投球での8回降板を「(自分も)そうする可能性が高い」と支持しました。
元日本ハム監督ヒルマン氏「井口さんの決断をリスペクト」8回完全で交代の佐々木朗希に持論 https://t.co/hxUhQtl0y8
— ニッカンMLB情報 (@MlbNikkan) April 19, 2022
結果的には負け試合となってしまいましたが、この判断は正しい判断だったと後世に語り継がれるのではないでしょうか。
条件その3:試合に勝つ事
このように完全試合を達成するためにはいくら投手と野手が頑張っても試合に勝たなければなんにもなりません。
そう、完全試合達成のための大きな条件が”先制点”なのです。
日ハム戦のように前の試合から完全試合を継続しているとどうしても先制しなくては、というプレッシャーがかかるもの。そこでポカーンとホームランでも打てればいいのでしょうがそうそううまくいくわけもありません。
ガチガチになればなるほど攻撃のリズムは狂うというものです。
条件その4:選手間の強い意志
このように見てくると
完全試合を達成するためには
ピッチャーの完全は投球と
打者(攻撃)のなるべく早い援護(先制点)
そして野手(守備)による鉄壁の守り
を9イニング27アウトに渡って継続していかなければなららいという強い意志の連携が必要となります。
このことはきっと監督の指示や、選手間の話し合いので醸成されるものではなく、メンバー全員の1球1球への集中が揃った時にのみ湧き上がってくるのだと思います。
そう考えると完全試合というのはきっと
奇跡の試合
なのかもしれませんよね。
まとめ
「佐々木朗希投手(千葉ロッテ)次の完全試合はいつ!?以外に難しい達成条件とは!」をまとめました。
あの試合の投球は”あっぱれ!”の一言でした。球場で見れた人、リアルタイムで視聴していた人はとてもラッキーだったと思います。
佐々木朗希投手が次に完全試合を達成できる日がいつかは分かりませんが、個人的には無理せず投げていってもらえればいつでもいいし何ならもうなくても構わないとも思います。
無事が一番ですからね。
応援してますよー。
以上
Sports News Deliveryでした。