今年で101回目となる夏の甲子園大会千葉県代表の習志野高校。春の選抜での準優勝校ですから期待しないわけにはいきません。ただ、今回は同じ頑張るでも試合ではなく応援の方です。甲子園でも名物らしいですね。
目次
習志野高校の美爆音とは?
習志野高校について調べると、必ず付いてくる言葉が「美爆音」。
美爆音ってなに!?
レッツゴー習志野高校野球部
美爆音の吹奏楽部が誇る伝統のチャンテ。反対側のアルプスとは思えない迫力。 pic.twitter.com/C03YNRjlj4
— ゆきえ@チア女子❤あなたの応援団‼️ (@Cheering_Stand) August 7, 2019
甲子園大会で騒がれている「美爆音」は習志野高校吹奏楽部の出す音色のことです。いや、音色という風情のある音ではなく、もっと大きくて激しい音のようです。
実際に生で聞いたわけではないのですが、ネットではとにかく「スゴイ!」と評判ですね。
ただ、その音はただ大きいだけでなく演奏としてしっかりしているからこその「美爆音」なのです。
この命名者、実は習志野高校吹奏楽部の前顧問の先生だそうですよ。
「自分たちで爆音なんて言うと”うるさい”と言われる。うちの音は爆音は爆音でも美しい爆音なんですよ」と周囲に解説していて付いた名前だったとのことです。
今年の甲子園(1回戦沖縄尚学戦)ではなんと!170名の部員がアルプススタンドで演奏したそうです。
それも選抜大会の時に甲子園の一部の近隣住人から“うるさい”とクレームが入っていたらしく、選抜大会で3台、千葉県大会で4台あった太鼓を2台に減らし「減音?」したとか。
それでも、他校にはなかなか真似のできない音が出せる習志野高校吹奏楽部。実はとんでもないモンスター級の吹奏楽部なんですよね。
習志野高校吹奏楽部の凄さ
1981年(昭和56年)の全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞すると、以降昨年までの37年、毎年のように全国大会で上位の成績(金賞か銀賞)を修めるほどの強豪校なのです。
↓こちらが習志野高校の演奏です!
あまりに強いので三出制度(3年連続全国大会に出場した団体はその翌年に参加できない)によって6回も出場できなかった年があったほどですね。
今では部員数は約200名超えの大所帯。
中学の部活で活躍してきたバリバリのエリートから、高校に入って始めたビギナーまで、男子も女子も入り混じってのパート争奪戦。
これだけの部員数だと、実は全国大会に出場すること以上に大変なことなのかもしれません。
ちなみに千葉県にはもう一校、千葉県柏市立柏高等学校吹奏楽部(市柏)という吹奏楽で有名な学校があります。
市柏はテレビにも出演されるのでご存知の方も多いのではないでしょうか!?
↓こちらは市柏の演奏です。
近くに強いライバル?が存在しているのも
強くなるために必要なんでしょうね。
習志野高校吹奏楽部の評判は?
「美爆音」と言われる習志野高校の高校野球での演奏が気になりますよねっ!
テレビ解説でも「とにかく習志野高校の応援が凄かった!!」と言っていたほどですから、聞いて見たい見てみたいという声も多いです~。
今日から甲子園が始まりましたが、各学校のブラバンの紹介もありました。地元千葉県代表 習志野高校の紹介はこんな感じでした。↓ pic.twitter.com/pKfVk7AFov
— はな 【求】市川チケ1枚 (元 はなみぃ) (@takamika_alfee) August 6, 2019
甲子園のアルプススタンドでコンサートが開かれてますね #甲子園 #習志野高校吹奏楽部
— Chözil (@choezil) August 9, 2019
僕が野球少年なら習志野高校に進んであの吹奏楽部の応援で甲子園で野球をしたいと思うだろうな。#習志野高校#高校野球 #習志野高校吹奏楽部
— KO-KING14 (@yamak1974) August 9, 2019
RT
習志野の美爆音本当に素晴らしすぎる。
何故屋外であんなにまとまった音が出せるのか。そして和音の重厚感が凄すぎる。普通に屋内で演奏聴いてるのと同じ。ブラボー👏#習志野高校吹奏楽部 #習志野高校— Megumi (@89_giants1) August 10, 2019
「音」自体は大きいわけですからうるさいと言えばうるさいのかもしれませんが
高校野球の応援という特別な演奏で好印象を持ってくれている人が多いのもまた事実なんですよね。
とにかく一体感と音がすごい!
ここにトップレベルの吹奏楽部が繰り出せる「音の力」が集約されているのだと思います。
同じ高校の同級生が野球の全国大会で頑張っている。それを吹奏楽の全国大会経験者が演奏で応援できる。
今年の場合は千葉県代表の習志野高校と、岡山県代表の岡山学芸館高校の2校がそれにあたります。
本日第3試合に登場する岡山学芸館高校の吹奏楽部は過去10年間の全日本吹奏楽コンクールで金賞を4回しており、これは「美爆音」として評される習志野高校と同じ成績である。https://t.co/zsWvAz4dPA
— happiness (@aityaku) August 10, 2019
ちなみに
姪の通う岡山学芸館は6日目。
コンクールと重なるため、#甲子園 の 吹奏楽の応援は行けないらしい。
何とか初戦突破してもらいたい。
「サウスポー」響かせてよ! pic.twitter.com/ePWyuL5V2T— ✚雨夜✚ (@mcla666) August 8, 2019
という情報も。2回戦以降の両校応援が楽しみになりました!!
勝ち進めばどこかで当たるのかな?
是非、美爆音対決も見てみたい(聴いて見たい!?)ですねっ!
追記:どちらの高校も1回戦を突破!しました(8月10日現在)
2019年新曲はTHE ALFEE!
そんな習志野高校の新曲も話題になっていますよ~。
曲名はTHE ALFEEの「星空のディスタンス」。
いや~、懐かしい曲です!!
お父さんお母さん世代は絶対に口ずさんでいるはずですよ~。
甲子園初完奏
習志野
「星空のディスタンス」
(THE ALFEE 1984年)#習志野高校#ALFEE pic.twitter.com/3OuQKFpRiF— Satoshi Skicaptain (@SSkicaptain) August 9, 2019
#習志野高校 #習志野高校吹奏楽部 #星空のディスタンス #ALFEE
やっと今朝の見た #ズムサタ
坂崎さんも高見沢さんも試合観てたんだね。逆転素敵!
演奏すごい…RT
サバじゃなくて熱帯魚w🐠タカミー服35年前の曲を、ありがたい pic.twitter.com/w0C0WyrsV7
— チい🌿 (@chii_oooo) August 10, 2019
本家本元のTHE ALFEEの「星空のディスタンス」は↓こちらです!
なぜこの曲を選んだのでしょう?
残念ながら理由は分かりませんでしたが、やはり「選手も応援者も気分が高揚してくる」フレーズがいいのだと思います。
甲子園の応援曲で有名なのが、智弁和歌山高校の「ジョックロック」です。
今やこの曲は甲子園での定番曲になっていますね。
やはり応援曲は大事です。
選手たちと聞いている観客が一体となりますからねっ。
それにしても「星空のディスタンス」が35年も前の歌なんですって!
リアルタイムで聞いていた記憶が・・蘇ってきました(笑)
まとめ
昔から高校野球の強い学校が吹奏楽も上手い!
ということは言われていたようですね。
確かに試合の応援で演奏する、という発表の場が出来るわけですし、意欲も湧きます。
まして野球部や、地元の応援団と甲子園まで一緒に行けたらどんなに楽しいか分からないくらいですね。
確かに”うるさい”だけにしか聞こえない人もいるのでしょうが、そこは夏の風物詩として許してもらいましょう。
春は準優勝の習志野高校。この夏の「美爆音」でどこまで勝ち進めるか、とても楽しみですね。
応援してますよ~。
以上
「Sports News Delivery」金太郎でした。