2020プロ野球ドラフト会議の注目株、早稲田大学の主将で投手の早川隆久選手。高校時代から注目されていて、プロ入りも出来たのに早稲田大学へ進学しています。プロ野球選手として活躍するために選んだ道とは。。
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早川隆久選手の出身高校
早川隆久選手の出身高校は千葉県木更津市にある私立木更津総合高等学校です。設立は1963年といいますからあと数年で還暦(60周年)を迎えますね。
この高校はもとは木更津中央高等学校として開校しています。昔から生徒数の多い事で有名で(2020年4月現在1900名クラス数はなんと!54クラスだそう)、千葉県内外から生徒さんが集まってきます。
この学校のスゴイところはとにかく敷地が広い!こと。
清和大学と施設を供用していることもありますが、体育館が3つ、グラウンドが2つあって他にテニスコートが5面、弓道場がまた別にあるとのこと。確かに普通の高校2つ分の規模ですからこれくらいないと身動きとれなさそうですよね(笑)
そしてこれらとは別に早川選手も練習にいそしんだ硬式野球専用グラウンドがあるそうです。さすがに併設はしていなく校舎(校内ではハウスと呼んでいるみたい)から4㎞くらい離れているので部員たちは日々自転車で移動しているとのこと。
なかなか見られないですよね。数十名のユニフォーム集団が自転車で大移動している光景は。。
早川隆久選手のプロフィール
名前:早川 隆久(はやかわ たかひさ)
生年月日:1998年7月6日生まれ
出身地:千葉県山武郡
身長:179cm
体重:80㎏
ポジション:投手(左投・左打)
趣味:掃除?
早川選手の出身地は千葉県山武郡横芝光町というところです。
確か千葉県の東部の方で、のどかな田園地帯といった町だったと記憶してます。ゴルフ場も多かったかなあ?
早川選手は横芝光町立上堺小学校1年生の時から地元の野球チームである上堺SBCでまず、ソフトボールから始め、横芝中学校へ進学後軟式野球部へ入部しています。
他の多くの野球選手とは少し違った野球歴をお持ちのようです。
それでも中学時代は一塁手兼投手として県大会ベスト8進出。
そのまま硬式野球の経験がないまま、木更津総合高校では1年生の秋からベンチ入りし、2年生の春のセンバツは控え投手として出場を果たしています。
2016年木更津総合
早川隆久投手ピッチング pic.twitter.com/m6q00CtdcE— 甲子園マニア (@8I7uHvxILcLGsZo) October 4, 2020
翌年(2016年)3年生では春夏甲子園への出場を決め、ともにエースとしてベスト8まで戦い抜いていますね。
同時に選出された侍ジャパンU-18代表では、アジア選手権で優勝するという快挙も成し遂げています。
高校生から硬式野球を始めた選手としてはとても珍しいタイプですね。
とはいえ、もともと軟式野球はまだ成長過程にある小中学生のためにあるようなものですから、いい感じに成長してきた早川投手にとってはいいプロセスだったのかもしれません。
大学進学を選んだ理由は?
早川選手は2016年、高校3年生の時すでにプロ野球界からはマークされていた選手でした。キレのある投球は成長株と見られていたのだと思います。
ですが、そんな道をいともあっさりと蹴って大学進学の道を選びます。
その理由はなんと自らの武器を探すため・・・とか。
早大の左腕、早川隆久投手。カープのドラフト指名1位候補だそう。「自らの武器を探すために大学進学へ…」実力は言うまでもなく、自己分析力がすごい印象。コメント力もあるね。ドラフト楽しみ。
報道ステーション pic.twitter.com/UnZdI9gqtI
— とと27🎏 (@c2710423) October 22, 2020
とのこと。
同期対決でもある甲子園の舞台でベスト8止まりだったことや、日本代表として世界の舞台で戦った経験が大きく影響しているのかもしれませんね。
今のままプロへ行っても通用する武器がない。同期(のピッチャーたち)にはそれぞれ強みとなる武器があるのに自分にはそれがない。自部の武器が何なのかを探しに大学へ行きます。
と、TVの特集で語っていました。
自分の位置と、周りの力を冷静に見つめる分析力は流石ですよね。高校生でいくら注目されていてもそのまま即戦力としてプロで通用するわけではありません。多くの選手は身体を大きくし、プロの水に慣れパワーアップしてからようやく舞台に立ちます。それでもその舞台に立ち続けられる選手はごくわずか。
そんな現実をしっかり理解していたということですよね。
いやあ大人です!
早稲田大学時代の早川投手
早稲田大学へ進学した早川投手は、1年生の春から登板し活躍しています。こうしてみると早川投手には補欠という時期があまりないのかもしれませんね~。
お尻の筋トレが飛躍の秘訣に
それでも、早川投手は自分自身に満足することなくいつも課題を整理・解決してきたそうです。
その最大の課題が下半身の強化。特にお尻の筋肉バランスが気になっていたそうです。
早川 隆久(木更津総合-早稲田大)
《2020 東京六大学 秋季 開幕戦》【全17奪三振ダイジェスト】#Draft_Note pic.twitter.com/bP8qYz2AUu
— ドラフトノート (@Draft_Note) September 19, 2020
自身の評価でもその効果はてきめんだったようで、なんと球速が4~5㎞アップしたそうですよ。
確かにお尻は大きくなっていると思います。
2019年の3年生時には大学日本代表として日米大学選手権の優勝に貢献。当時からMax150㎞を超える速球を軸にした投球は、すでに大学生レベルを超えていたのかもしれないのに、更に課題を見つけ解決していく能力にはただただ脱帽です。
あっぱれ!
#東京六大学野球秋季リーグ
防御率ランキング
1位0.34 早川隆久(早大・4年)
2位0.75 西垣雅矢(早大・3年)
3位1.12 鈴木昭汰(法大・4年)
4位2.92 森田晃介(慶大・3年)
5位3.60 高田孝一(法大・4年)https://t.co/ymiGK7DBcl
#sns— 球歴.com (@kyureki_com) October 12, 2020
高校時代の宿題は?
大学の4年間で身体も大人になり、弱い所の補強も叶いました。
早川選手自身もきっと今の自分にはある程度満足しているのではないかと思います。
ということは大学進学時の最大課題「自らの武器」は見つかったのでしょうか。
速球ばかりが取り上げられていますが、もともとは制球をしっかりして勝ちにつなげるタイプなんですよ。
と自らが語るように早川選手の一番の武器それは完成された投球から繰り出される速球と針の穴を通すがごとくのコントロールの組み合わせ。そして、そこに球速差のあるカットボールやチェンジアップを加えた変幻自在投法と言えるかもしれませんね。
2020年4年生になった早川投手は、大学のリーグ戦での活躍を引っ下げてプロ野球選手の扉を開こうとしています。
まとめ
きっちりと自分自身を見つめ、4年間で大きく成長した早川選手。
2021年はプロ野球投手として熱い投球を見せてくれそうですね。
応援してますよ~。
以上
Sports News Deliveryでした。