強豪ひしめく愛知県でノーシードながら代表に上りつめた誉(ほまれ)高等学校。投手として2枚看板の一躍を担う山口怜生選手。勢いそのまま本番の甲子園でも頑張って欲しいですよね。今回はその山口投手の紹介です。
目次
山口伶生選手のプロフィール
名前:山口伶生(やまぐち・れお)
生年月日:2001年生れ(18歳)
出身地:愛知県内?
身長:170cmくらい(推定】
体重:62kgくらい(推定)
ポジション:投手
山口伶生選手のプロフィールは、まだほとんど情報がありませんでした。
分かり次第追記していきますね。
ただ、誉高校は私学ではありますが、県内出身者が多くを占めています。
山口選手もきっと学校のある小牧市からそう遠くないところのご出身かと思います。
誉(ほまれ)高等学校
誉高校の校訓五則
勤勉力行(きんべんりっこう)・・・倹約、努力を重ね事を成し遂げること
剛毅朴直(ごうきぼくちょく)・・・強い意志を曲げず飾らず正直に
穏健中庸(おんけんちゅうよう)・・穏やかで行き過ぎず穏当で片寄らず
四海比隣(しかいひりん)・・・・・世の中皆軒を連ねて仲良く
立志立身(りっしりっしん)・・・・志を立てそれを成し遂げ社会的に自立
注)意味は筆者独自のものです。
誉高等学校は前身の尾関学園高等学校から2009年に校名変更しています。
校名の由来は地域の誉、生徒一人一人の大きな力が集まって誉となるように、という思いを込めたとのこと。
また、愛知県内で初めて海外への修学旅行を実施したり、海外研修や留学などが充実していることで知られていますね。
校名変更した2009年頃から野球強化を図り、2013年には野球専用球場を整備しています。
強化策が徐々に実りだし夏の大会では2012年、2015年と県内ベスト8を達成。
そして、校名変更から約10年で愛知県のトップに躍り出ました。
2019年は愛知県の出場校が1校になり、全国最多の188校が一同に会してのトーナメント戦。
そこでの負け知らすですから凄いことを成し遂げたと思います。
このあと6回勝てば・・・。
ジャイキリとは?
誉高校 春夏通じて初の甲子園‼️ pic.twitter.com/yXXoBZl05t
— 高校野球、プロ野球垢 (@I5Nr2V7EPKimyJR) July 29, 2019
ジャイキリとは?・・ジャイアントキリング(大物食い)
意味は自分達より遥かに強い(大きい)相手を倒すことを言います。
愛知県大会で、その大物というのは
まず、中京大中京高校そして、愛工大名電高校のことですね。全国大会出場歴や優勝経験もある学校ですから、ノーシード校からすれば負けて当たり前、善戦すれば「よく頑張った!」と言ってもらえる相手ですね。
それらを破っての県代表です。
誉高校は校名変更以前も含め全国大会の出場経験はありません。今年で言えば188校もの参加がある県ですからノーシードから8回勝つことが如何に大変なことかが以下の戦績で分かると思います。しかもコールド勝ちできたのは初戦のみ。
①1回戦(7月7日) 誉8-0豊橋工 杉本⇒山口
②2回戦(7月13日) 誉4-3愛知 杉本⇒山口
3回戦(7月15日) 誉-向陽(中止)
③3回戦(7月16日) 誉4-2向陽 山口⇒杉本
④4回戦(7月20日) 誉4-2愛工大名電 杉本⇒山口
⑤5回戦(7月23日) 誉9-4愛産大工 杉本⇒山口
⑥準々決勝(7月25日) 誉7-4星城 杉本
⑦準決勝(7月28日) 誉5-4中京大中京 杉本⇒山口
⑧決勝(7月29日) 誉8-1桜丘 杉本⇒山口
2回戦からは全てフル試合での勝利でした。
成長期の若者たちが勢いに乗るともの凄いことが起きる、いい見本のようなものですね。
さらに、8試合中7試合で杉本投手と山口投手の継投策がピタリと的中しています。
愛知大会で波乱!誉が愛工大名電を破る!東邦に続いて優勝候補破れる
試合情報⇒ https://t.co/11pXp7Tpbl #高校野球 #愛知大会 https://t.co/Rez7vPplxg— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) July 20, 2019
甲子園でも”誉”旋風が吹き荒れるのではと密かに期待しています。
でも、実は・・・(よくよく調べてみると)
2018年の春
島津咲苗です。
今日は #高校野球
春の愛知県大会決勝が行われました!優勝に輝いたのは #誉高校 ✨
春の大会での優勝は初めてとのこと。監督は「嬉しい大誤算」と話していました!
おめでとうございます!!!みなさん清々しい笑顔です😊#nbnshimazu #愛知県高校野球 pic.twitter.com/pqmchSaTOR
— メ~テレ アナウンス部 公式 (@nagoyatvann) May 4, 2018
現3年生が2年生時にこのツイートのような実績がありました。甲子園には直結していませんが実はその頃から愛知県内の強豪校としての地位を確立していたわけですね。
それから1年。杉本選手の怪我等チームとしてはいろいろあったようですが、見事その力を存分に発揮し、手に入れた栄冠だったというわけです。
全国大会でも大いに期待したいですね。
甲子園での期待度は?
愛知県勢の夏の甲子園成績は過去10年で
2009年 中京大中京高校・・優勝(7回目)
2010年 中京大中京高校・・2回戦
2011年 至学館高校・・・・1回戦
2012年 愛工大名電高校・・1回戦
2013年 愛工大名電高校・・1回戦
2014年 東邦高校・・・・・2回戦
2015年 中京大中京高校・・3回戦
2016年 東邦高校・・・・・3回戦
2017年 中京大中京高校・・1回戦
2018年 愛産大三河高校・・1回戦
愛工大名電高校・・3回戦
2018年 誉高校・・・・・・???
愛知県代表と言えば、今も昔も中京大中京高校ですよね。
ここ数年はそこに、東邦高校や愛工大名電高校が絡んでくる構図だったでしょうか。
全国的に見ても学校数も多いし、野球に力を入れている学校も多いのでレベルは上かと思いますが、上記のようにここ10年ほどはベスト8への進出がありません。
誉高校としては、まず、初戦をものにして3回戦突破が当面の目標でしょうか。
今年の誉高校であれば必ずやってくれると思います。
山口伶生選手のドラフト
山口伶生選手は今年高校3年生。
秋にはドラフトもありますし、夏の甲子園大会が終わればいよいよ進路についてが注目されます。
今のところご本人の意向も、スカウト側の情報もありませんが、
コントロールと変化球がよく
押さえの極意を実践してきている
山口投手ですから、夏に思い切りアピールしてプロへの道も視野に入れて欲しいですね。
ご指名、お待ちしています(笑)
まとめ
誉高校野球部は今年、初めての甲子園出場を果たしました。
ピッチャーにはもう一人杉本恭一選手がいて、山口選手とのリレーは今や「必勝リレー」となっています。
でもエースナンバー”1”は山口伶生投手です。
学校と愛知県を代表して、先発でも中継ぎでもエースらしく堂々としたピッチングを期待したいですね。
まずは初戦突破を応援したいと思います。
頑張れ!誉高校野球部
以上
Sports News Delivery金太郎でした。