こんにちは、みんなの応援団金太郎です。
日本人2人目のNBAプレーヤーとなった渡邉雄太選手の出身高校や大学はどこ?
また、母親や父親も有名なバスケット選手でスパルタだったというのは本当でしょうか!?
目次
渡邉雄太選手の出身校はどこ?
渡邉雄太選手は現在アメリカでプレーする現役のバスケットボール選手です。しかも日本人では田臥勇太選手に続き2人目となるNBAのプレーヤーです。
— Yuta Watanabe 渡邊 雄太 (@wacchi1013) 2018年9月25日
渡邊雄太選手は1994年神奈川県生まれ。4歳の時に香川県に移り、小学1年生の時にお母さんの教える三木スポーツ少年団でバスケットを始めます。
中学は高松市立牟礼中学で、2年生の時には香川県選抜に選ばれ都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会に出場しています。
都道府県ごとに差はあるのですが、中学生での県選抜はエリートへの始めの1歩という感じでしょうか。
高校は県内のバスケット名門校の尽誠学園高校。その頃になるとメキメキ頭角を現し新2、3年生時のウインターカップ(選抜優勝大会)で2年連続準優勝をしています。
その時に全国の高校ベスト10にも選出されています。ただ、夏のインターハイでは2、3回戦止まりだったようです。
その後3年生の春頃にはアメリカ留学を決め、卒業後はアメリカのNCAA(全米大学体育)ディビジョン1であるジョージ・ワシントン大学へ進学します。
大学でも主力として活躍し2年生の時には親善試合で来日し、日本代表や琉球ゴールデンキングスとの試合に出場しています。
また、大学最終学年の時には3人いるキャプテンのうちの一人となりエースとして得点、リバウンド、ブロック数はチーム1位、シーズンを通しての活躍でディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーをジョージ・ワシントン大の選手で初めて受賞しています。
日本生れの選手がNCAAの1部リーグでプレーするのは森下雄一郎選手・松井”KJ”啓十郎・伊籐大司選手に続いて4人目になります。
当然ですがNCAAには将来のNBA候補がうじゃうじゃいます。そんなところに行こうとするのは渡邉選手の「何がなんでもNBAの選手になる!」という強い思いがあるからです。
大学卒業後はブルックリン・ネッツ(NBA)の一員(とは言え契約選手ではありません)としてNBAサマーリーグ(若手選手などのオフシーズンリーグ)で活躍し、その後2018年7月20日現在のメンフィス・グリズリーズと2way契約を結んで開幕後の10月27日にフェニックス・サンズ戦で初めてNBA選手登録をされ、第4クオーターからの途中出場でNBAプレーヤーとしてのデビューを果たしました。
渡邉雄太の両親が凄い!
渡邉雄太選手のご両親はそろってバスケットボールの経験者です。しかも学生の時にちょっとかじったというレベルではなく、お二人ともトップレベルのプレーヤーでした。
お父さんの英幸氏はかつての熊谷組の実業団チーム「熊谷組ブルーインズ」
お母さんの久美さんはと今も昔もTOPチームであるシャンソン化粧品の「シャンソンvマジック」
と共に当時の日本バスケットボールの頂点で活躍していたそうです。ちなみにお姉さんの夕貴さんも現在Wリーグの「アイシン・エイ・ダブリュ」に入団されています。
ご家族そろってのバスケット一家ですね。
日本広しとはいえご両親、お姉さんが実業団プレーヤー、自身があと一歩でNBA選手という家族はないでしょう。
小学校のミニバスから中学、高校と部活で汗を流す若者も多いと思います。ただ、その中から大学、社会人とプレーを続けていく人は一握りです。
その理由は簡単で、大人になっていくほどチームの数が減りその分優秀さが求められるからです。あらゆる面でのエリート集団が日本であればBリーグでありWリーグ、アメリカであればNBAですね。
ただ、いくらご両親がトッププレーヤーであったとしても、ご本人のやる気と資質がなければ上にはいけません。
小学校1年生からの18年間毎日毎日がバスケ漬だったと思います。渡邉雄太選手もバスケットボールがずっと好きで、上手くなりたくて、勝ちたくてバスケットを続けてきたと思います。
父と母はスパルタだった?
強いチームというのはそんな選手の集まりです。練習が厳しくツライのは当たり前。そこにはスパルタなんていう言葉は存在しないでしょう。なぜならその当たり前の先の自分しか見ていないからです。
今日は親と高知県にきてうまい刺身とかいっぱい食って最高でした!小さい頃は自分のコーチとして育ててくれて、今はアメリカでいてもいつも海の向こうで応援してくれて、ほんと最高の親です!これからもよろしくお願いします。 pic.twitter.com/N9pkHmKIYt
— Yuta Watanabe 渡邊 雄太 (@wacchi1013) 2015年5月22日
しかし、渡邊雄太選手がご両親からバスケットボールに関してスパルタ教育を受けたという情報はわりませんでした。
Twitterやインスタグラムからも、仲の良いご家族なのが伺えます。
日本はもう29ですが、今日9月28日は父親の誕生日! 小さい時からほんとに優しくそして厳しく自分を育ててくれて今の自分がいます! 父親として、また一人の人間としてとても尊敬する人物です!
そんな自分にできる父への最大の恩返しはバスケ一生懸命頑張ること!誕生日おめでとう^ ^
— Yuta Watanabe 渡邊 雄太 (@wacchi1013) 2015年9月29日
やらされている練習、練習のための練習ほど意味のないものはありません。自分が上手くなるため、チームが強くなるための練習こそが本来の練習です。どのスポーツでも同じだと思いますが強いチームには強い選手がいて勝つことを目標に練習しています。監督やコーチからスパルタで強要されても体も心も着いてはいけないでしょうね。
きっとご両親、お姉さんもそうだったと思います。そんな一家に生まれた渡邉雄太選手。恵まれた家庭環境でNBAを目指してきたバスケットボールの申し子が今、大きな夢の舞台に向って飛び立ちましたね。
NBAのバスケは別世界
ボクが若い頃、永いこと日本人(日本生れのプレーヤー)がNBAでプレーすることが選手のみならずバスケットボールファンにとっても悲願でした。と同時にほとんどあり得ないことだと考えられていました。
経験者であれば皆分かっていたことですが、とにかくアメリカと日本では同じバスケットボールでも全然違うスポーツであるかのようにレベルに雲泥の差があったものです。
身長・体格はもとより体力・スピード・センス・戦術等ありとあらゆる素養が段違いでした。それにあの頃は「日本のバスケットボールはアメリカに30年は遅れている」と言われていました。みんな分かっていたんですよね。渡邉雄太選手のお父さんお母さんが現役だった頃の話です。
超日本人プレーヤーが夢舞台に
そして時は流れ2004年待望のNBA選手が誕生しました。フェニックス・サンズと契約し開幕メンバーに選ばれた当時24歳の田臥勇太選手です。
高校生の頃からスーパープレーヤーだった彼は、当時最もNBAに近い日本人だと誰しもが思っていましたから、NBAの試合に出ている彼を全てのバスケットボールファンが応援していたと思います。
ですがそんな彼でもNBAプレーヤーとしていられたのもわずか2ヵ月で解雇。
最高峰でプレーし続けるというのが如何に困難なことかを物語っていますよね。とはいえ田臥勇太選手は40歳を目前にした今も現役で栃木ブレックスのポイントガードとして活躍しています。
昨日の #田臥勇太 選手のフリースロー
ゴールに嫌われるシーンが比較的多かった中、フリースローを含め着実に得点を重ねていたのが印象的でした。#BREX #栃木ブレックス pic.twitter.com/TEqwkXfiuy— あっちー (@acche_2018) 2019年4月21日
このようにNBAはバスケットボール界の頂点です。アメリカ中、世界中のバスケットボール選手が憧れ、夢にし、目標とする世界。世界中でたった30チームしかないまさにドリームなリーグなのです。
NBA選手を目指す渡邉雄太選手
そんな30チームの一員になるためには当然ですがNBAの球団との契約が必要です。
ですが、それだけでは試合に出ることは出来ず、その上で15名の登録選手になる必要があります。そしてベンチ入りに13名、試合は5名しか出場できないワケですから如何に狭き門かが分かります。
この15名に入ることがNBA選手と呼ばれる唯一無二の条件ですね。田臥勇太選手はこの条件にわずか1ヵ月余りですが当てはまるのです。
そして渡邉雄太選手は今のところNBAの下部リーグであるGリーグ(NBAゲータレード・リーグ)のメンフィス・ハッスル所属で2ウェイ契約により45日間だけNBAのメンフィス・グリズリーズの選手として試合に出ることが出来たのです。
日本人プレーヤー2人目のNBAプレーヤーの誕生です!
ですが
彼の目標はここでは止まりません。NBA選手になりNBAで活躍すること、これが渡邉雄太選手のたった一つの大きな夢なのです。
渡邉雄太 婚約発表!
2022年5月26日 嬉しいニュースが飛び込んできました!
NBAプレーヤーとして活躍している渡邉雄太(27)選手の婚約発表です。
お相手は元フジテレビアナウンサーで現在はタレントとして活躍中の久慈暁子(27)さん。
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久慈暁子さんのプロフィール
名前 | 久慈暁子(くじ あきこ) |
生年月日 | 1994年7月13日 |
出身地 | 岩手県奥州市 |
身長・体重 | 166cm・??kg |
スリーサイズB・W・H | 80・58・83 |
趣味・特技 | 映画鑑賞・水泳 |
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まだ婚約発表の段階ですが、結婚発表や結婚式が今から楽しみですよね。
お幸せに!
まとめ
かつては身長があっても俊敏さで世界に敵わなかった日本人プレーヤーですが、渡邉雄太選手は206cmもありながらアメリカではSF(スモールフォワード)というポジションで頑張っています。同じくらい以上の体格の持ち主とゴール下で張り合い、時には外からミドルシュートも狙えるというオールラウンダー的なポジションです。
田臥勇太選手が175cmのPG(ポイントガード)として、NBAに風穴を開けてくれたおかげで日本人でも通用する可能性を全ての人が感じることができました。
👀 @wacchi1013 👀 pic.twitter.com/yxjSqLAP4J
— Memphis Grizzlies (@memgrizz) 2019年4月4日
それから14年あまり、15試合でしたが2018-19シーズンで渡邉雄太選手がNBAに残した足跡は自身と日本バスケットボール界の次へのステップとして大きく残されると思います。
来シーズン、そして日本代表として東京オリンピックでの活躍を応援していきたいですね。
以上「Sports News Delivery」金太郎でした。