投打が好調な八戸学院光星高校(青森県代表)でスーパーサブとして活躍している横山海夏凪選手。キラキラネームで読み方も難しそうです。母親と共につかんだ甲子園球場でどんな活躍をしてくれるかとても楽しみです。
目次
横山海夏凪ってなんて読むの?
八戸学院光星高校の横山海夏凪投手。
名前「は海夏凪=みなぎ」と読むそうです。
#高校野球 #青森大会 3回戦(16日、青森市営)#八戸学院光星 4-1 #青森山田
強豪校同士の対決は、光星が今春敗れた相手に雪辱。左腕の #横山海夏凪(みなぎ)が、変化球主体の丁寧な投球で1失点完投。1回に先頭打者弾を浴びながら立ち直り「直球を張られていたので変化球中心に変えました」 pic.twitter.com/a1hwdv61Z7
— スポーツ報知東北支局 (@hochi_tohoku) July 16, 2019
母親の留美子さんによると
「生まれてすぐ胃と腸のつながりが閉じてしまって、ミルクを飲んでも噴水のように吐いてしまったんです。生後1ヵ月で手術をして上手くいったのですが、”命みなぎる”の意味を込めて名前をつけました。」
とのこと。
6月生れの「夏」、留美子さんが好きな「海」を当てたそう。「凪」も海にちなんだ言葉ですね。
横山選手はこの名前をずいぶん気に入っているようです。
横山海夏凪選手のプロフィール
選手紹介/6 横山海夏凪投手/中沢英明捕手 /青森 https://t.co/4Lm7pE5Mdy pic.twitter.com/HhyhxiN8R5
— 高校野球ニュース (@Kokoyakyu_News) February 26, 2019
名前:横山海夏凪(よこやま みなぎ)
生年月日:2001年6月25日(18歳)
出身地:長野県長野市(もしくは青森県)
身長:177cm
体重:70kg
ポジション:投手(左投げ・左打ち)
背番号:10(地方大会は11)
横山海夏凪選手の出身中学校は
長野県長野市立広徳中学校です。野球は「松本ボーイズ」に所属しプレーしていたとのことです。
ふと、青森県の高校に在籍なのに、出身が長野県?
と思い少し調べてみましたところ、八戸学院光星高校の野球部員はもともと県外出身者が多いこと(野球留学)でも有名なのですね。
長野県内の高校からは勧誘とかなかったのでしょうかねえ?
今後分かったことは追記していきますね。
ただ、ある記事によれば、ご両親(現在は母親と暮らしているとのことです)が青森県のご出身だそうです。
横山選手が青森生れなのか長野生れなのかははっきり分かりませんでしたが、ただ一つ言えることは
両県とも「りんごのおいしいところ(産地)」ということかな。
おそらく青森には母親のご実家やご親戚とかもあると思うので、その辺りが青森県への進学理由なのかもしれませんね。
それと、もうひとつ
長野にある中学校に通いながら、松本のシニアチームに所属、という離れ業をしていますね。
長野市と松本市はかなり離れています。
広徳中学校から松本ボーイズの練習場まで、少なく見積もっても50km超はあります。
電車や車で高速を使っても1時間近くはかかる距離。
毎日、ということはないにしても、ここを通っていたということになりますね。
電車代にしろ、送り迎えの車にしろ、どちらにしても勉強と野球の両立は大変だったでしょうね。
また、それを支えていた親御さんも凄いです!
世界で活躍するスポーツ選手の多くは、親の理解と支えがあってその実力を開花させています。
横山海夏凪選手のこれからの活躍が楽しみですね。
八戸学院光星を進んだ理由は?
八戸学院光星高校の野球部員には県外出身者が多いと前述しましたが
具体的に2019年メンバーでみると
東京・大阪・奈良・京都・和歌山・徳島・沖縄・宮城・長野といろんな中学校から来ていることが分かりました。
なぜ八戸学院光星高校に進学したのか?
という問いに対する答えは分かりませんでしたが、
前にも書いた通り、母親の地元が青森県だということと無関係ではないのかなと思います。
「強い学校で野球がしたい」
と横山選手が思ったかどうかは不明ですが
仮にそう思ったとき長野県内でも家を出ないと強豪校には行けないでしょう。
だとすれば、長野も青森も一緒。
大好きな母親の地元を選択したのかも?しれませんね。
スーパーサブで大活躍!?
八戸学院光星高校のエースナンバー”1”をつけているのは
山田怜卓(りょうた)投手ですが、
強豪・八戸学院光星の中で背番号1を着ける山田怜卓(3年)は亡き友の想いを胸に腕を振り続ける。昨夏に脳腫瘍で他界した吉川智行(当時2年)は同期の中でも特に親しく、共に甲子園を目指した仲間。窮地の場面では「吉川の分まで」と自らを鼓舞する。亡き友と共に最後の夏。深紅の優勝旗を掴み取る! pic.twitter.com/ikzzJGfxRU
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) August 13, 2019
実は他にも投手ができる選手がたくさんいます。
二人を除き青森県大会を含めこの夏マウンドに立ったのは
島袋翔斗(しょうと)選手・渡邉太楼(たろう)選手・後藤丈海(たけみ)選手・下山昂大(こうだい)選手です。
ただ、投手で登録をしているのは
山田投手と横山投手、渡邉投手の3名のようです。
そう、八戸学院光星高校の戦い方は「継投」と「分散」なんです。
”先発ピッチャーは9回を完投してこそ”
というやり方考え方はもはや昭和。
令和となった今では「投球数」の問題もあり
野球は複数のピッチャーが担うことが主流になってきてますね。
そんなチームにあって横山海夏凪投手は
県大会準決勝で3番手継投、決勝では2番手でリリーフしそのまま試合を締めました。
また、甲子園に来てからも、2回戦の智弁学園(奈良県代表)戦で先発。
途中山田投手へバトンを譲り見事勝利を掴みとったのは記憶に新しいところですね。
まとめ
横山海夏凪投手は青森県にゆかりのある選手です。
もしかすると長野県で生れ育ったのかも?しれませんが、両親の青森魂はちゃんと受け継がれている様子。
いまどき、野球留学で他県のチームで甲子園を目指すことに驚くこともありませんが、オール地元の選手の高校が出てくると思わず応援したくなるのも日本人的性(さが)なのかもしれません。
他県出身者の多い八戸学院光星高校とはいえ青森県代表です。
今年は優勝旗を東北の地へもって帰るチャンスがあるチームだと思います。
だんだんと厳しい戦いになると思いますが
横山海夏凪投手ら投手陣の踏ん張りが勝負の明暗を分けそうな予感がします。
頑張ってほしいですね。
以上
「Sports News Delivery」金太郎でした。