世界中のゴルフファンを笑顔で魅了している渋野日向子プロ。まだプロになって2年目ですが国内、外で大活躍をしていますね。きれいなスイング、迷いのないパッティングとあっけらかん?とした性格を見てみましょう。
目次
祝!全英女子OPゴルフ優勝
渋野日向子プロがやりました。
日本人として42年ぶりにメジャーを制しました。ご本人もびっくりの海外ツアー初出場、初優勝です。
詳細は他の記事に譲るとして、観戦して感じたのはやはり大切なのは”平常心”ということ。
最後のパットもいつも通りの強気であっけらかんとしたいいパットでした。
入ったからよかったとも見えるパットですが、勝負の上では最高のウイニングパットでしたね。
英語のスピーチもすてきでした。
おめでとうございます。渋野プロ。そして感動をありがとうござました。
渋野日向子のプロフィール
名前:渋野日向子(しぶの・ひなこ)
生年月日:1998年11月15日(20歳)
出身:岡山県岡山市
身長:165cm
体重:62kg
血液型:AB型
足の大きさ:26.5cm(でかい?!)
使用クラブ:PING
好きなクラブ:5W(クリーク)
好きなお菓子:よっちゃんイカ
・海外記者からのインタビューに「英語、ノー」
・ラウンド中に何を食べてるかを聞かれ、「イカです」(よっちゃんイカ)
・初日スコア66で2位発進。記者から調子を聞かれ、「ベリーグッ!👍」
・とりあえず、「センキュー、センキュー」#全英女子オープンゴルフ #渋野日向子 語録おもろい pic.twitter.com/tWfWwSlXXy— yu yas (@simanoug) August 4, 2019
ゴルフとの出会い
渋野日向子プロは岡山市立平島小学校2年生(8歳)の頃、友達のお父さん(おそらく佐藤純コーチ)がゴルフのインストラクターをしていたことが機会となってゴルフと出会ったそうです。
同じころソフトボールも始めていてゴルフとの二足の草鞋を履いていました。
その才覚はすぐに芽生え、ソフトボールでは投手として、ゴルフも岡山県のジュニアゴルフ選手権で3年連続3位となるなど運動神経抜群の少女時代を過ごしていたようですね。
中学校はどこ?
渋野プロの通った中学校は岡山市立上道中学校です。
進学後はソフトボールから軟式野球へ転向したそうですが、ゴルフは辞めずにそこでも二刀流を続けます。
今は昔と違って女子の野球は普通のこと。また、ソフトボールもオリンピックでの金メダルがあるように競技人口も増えていると思います。
ところが、中学2年生の時に野球部の監督から「二足の草鞋(わらじ)でなくゴルフ1本のほうがいい」というアドバイスを受けたそうです。
1年生の時に「岡山県ジュニアゴルフ選手権中学生・女子の部」で優勝していたのがその理由とのこと。野球部の監督とはいえ学校の先生。渋野プロの将来を見据えてくれたのかもしれませんね。
その後ゴルフ1本に的を絞り2年生、3年生と3年連続の優勝を成し遂げたそうです。
高校時代は?
中学卒業後は岡山作陽高等学校へ進学します。作陽高校はサッカーや野球なども強くスポーツ強豪校として有名ですね。
そこに岡山県のゴルフナンバーワン女子中学生として入学しました。
1年生の時早速「中国女子アマ大会」で優勝するという偉業?を達成しますが、どうしても全国大会にいくと上位には行けなかったそうです。
確かに2016,17年の全日本選手権に名前が見当たりませんでした。
それでも、高校3年生の進路相談の時、ゴルフ部の監督から「お前が受けないで誰が受けるんだ!」とプロテストの受験を推し進められたそうで、在学中の合格はならなかったものの2回目の受験で見事合格しプロへの道を進むことになったそうです。
また、高校時代には今のシブ子スマイルにつながるこんなエピソードも。
渋野プロ自身、「高校生の時まではプレー中に喜怒哀楽を出しすぎ、パットをはずしてふてぶてしい態度を取る」こともあったと話されています。
それを見ていた父親から
「見ていて気持ちのいいものじゃない」と
諫められてこともあったそうです。
このままでは「日向子」の名に恥じると、それからは心を入れ替えどんな時にも「笑顔」を忘れることのないようにしてきたそうです。
それからは、徐々にプレーも安定してきたそうです。
まさに「笑う門には福来る」ですね。
あっけらかんとした性格?
渋野日向子プロの真骨頂はインタビュー?彼女のインタビューはいつも笑顔で返しも面白く、見ていてついこちらも笑ってしまうような楽しい内容のものが多いようですね。
全英女子OP3日目でトップに立った時のやりとりでは
記者:明日(最終日)に向けてどう準備しますか? に
本人:しっかりご飯を食べてお菓子食べて寝ます(笑)
と答えたそうです。お菓子はよっちゃんイカですかね(笑)
また、作戦は?の問いには「バーディをたくさん獲りたい」と。
(それは作戦と言うより希望?みんなそう思ってます)と思わずツッコミたくなるような楽しい返しですよね。
インタビューを聞いているとプレーと同じで思い切りのよさが伝わってきます。きっと性格もあっけらかんとしているのでしょうね。
そして、優勝後のインタビューでも
「とにかく吐きそう!」を連発。ご本人もおっしゃっていたように
プレー中よりも終わった後の方が緊張していたんですね。
渋野日向子のスーパープレー
第43回AIG全英女子オープンゴルフ選手権3日目のバックナインは圧巻でした。
3日目終わって単独トップ。凄いことですね。
資生堂アネッサ・レディースでプレーオフの末優勝した渋野日向子プロ。
シブ子スマイルはやっぱり可愛い
ゴルフウェアではない渋野日向子プロです。ちょっとまる顏がとても可愛いですね。
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コーチと両親の教え
佐藤純コーチ
渋野プロが小学校時代に初めてクラブを握った時から約10年間コーチをされたそうです。今でも地元のゴルフ練習場でインストラクターをされています。
実はこの頃からすでに「笑顔」の大切さを伝えていたそうです。
渋野プロ、小さい頃から喜怒哀楽はしっかり出していたみたいですね(笑)
青木翔コーチ
渋野選手が18歳(1回目のプロテスト)のころ用具メーカーさんからの紹介で出会ったそうです。
現在36歳。大学卒業後ご自身もツアープロ選手を目指していたそうですが、27歳の時ティーチングの道へ転向したそうです。
初めて渋野プロのスイングを見て「この打ち方でよく飛ばすな。」と思ったとか。ただ、当時からヘッドスピードは42m/秒。ソフトボール(野球)経験者らしい安定した下半身を土台にしたスイングに将来性は感じたんだと思います。
多分、その頃の渋野日向子プロのゴルフはあまり上手ではなかったのかも?
ただ、彼女の武器はアイアンショットだといいます。スイング改造で最も効果が上がったのがショットだったんだろうと思います。体の使い方などまだまだ伸びしろも大きいと期待を寄せていますね。
両親
父親:悟さん 筑波大卒で陸上をやっていたとのこと。円盤投げ、砲丸投げなどで好成績を修めていたそうです。
母親:伸子さん 高校時代にやり投げでインターハイに出た事もある選手だったそうです。悟さんと同じ歳で筑波大卒とのこと。
ご両親ともスポーツ経験があり、選手としての苦悩も分かってあげられるのは素晴らしいことです。
ゴルフの腕は専門家に任せるとして、この先渋野プロが様々な精神的な壁にぶつかった時一緒になって乗り越えてくれそうですね。
まとめ
渋野日向子プロは8歳の頃からゴルフを始めてはいますが、親と二人三脚でここまできたわけではありません。
ゴルフもソフトボールも軟式野球もその時々で頑張ってきた渋野プロは才能があったというよりは才能を伸ばしてくれる周囲の人たちに恵まれているのだと思います。
「スマイルシンデレラ」と呼ばれるのも性格からくる屈託のない笑顔だからかもしれません。
プレー中は笑っている場合ではない時もあると思うけれど、どんな時でも心は笑顔で頑張って欲しいですね。
以上
「Sports News Delivery」金太郎でした。