名前も顔も?可愛かったブチコの初めての仔、ソダシが頑張っています。現在、JRAの芝コースを使った重賞レースを4勝していますね。もともと生れてくる頭数が少ない白毛の馬。ソダシの強さに迫ってみましたよ~。
目次
追記2021年4月11日
あっと驚く5連勝!2021年の桜花賞を見事制覇です。
ほんのりピンクのソダシ。
桜花賞の優勝レイがよく似合います。#桜花賞 #ソダシ pic.twitter.com/AfPvyKlINx— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) April 11, 2021
鼻のピンクもかわいいですよね。
おめでとう!ソダシ。
僅差を制する”強運”スゴイです。
白毛のかわいい怪物誕生!
やりました!
ソダシが白毛馬初のG1レースを制覇です。
阪神ジュベナイルフィリーズ 11R 12月13日
優勝 ソダシ 1’33”1
2位 サトノレイナス ハナ差
3位 ユーバーレーベン クビ差
これで4連勝!
素晴らしいですね。
ちなみにレース映像はこちら↓
ゴール前、「負けないわよ~!」と言いながら走ってくるように見えません?
声が聞こえた方、みんなでソダシちゃん応援しましょう!
ソダシの血統や成績は?
おはようございます☀
朝イチから元気いっぱいの #ソダシ ちゃんです🤗「うるさいとこもあるけど、アイツと比べたらかわいいもんやわ☺️」と今浪さん
アイツ… #ゴールドシップ#競馬 pic.twitter.com/KvGoZBy52R
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) December 11, 2020
ソダシの両親(血統)
父親・・・クロフネ(芦毛)
2000年10月デビュー。10戦6勝(重賞4勝)。NHKマイルチャンピオンシップ(G1)とジャパンカップダート(G1)と芝、ダートのG1レースを勝った名馬でしたね。
母親・・・ブチコ(白毛)
2014年10月デビュー。16戦4勝。最高成績は上総S(ダート1600万条件 現3勝クラス)と重賞勝ちこそありませんが、真っ白い馬でとても人気があった馬でした。
ソダシの競走成績(2020年12月12日現在)
デビュー戦ー新馬戦(函館競馬場 芝1800m) 1着
2戦目ー札幌2歳S(札幌競馬場 芝1800m GⅢ) 1着
3戦目ーアルテミスS(東京競馬場 芝1600m GⅢ) 1着
4戦目ー阪神JF(阪神競馬場 芝1600m G1) 1着
4連勝は伊達ではありません。
特にデビューからの2戦は牡馬(男馬)も混じってのもの。これは牝馬(女馬)にはなかなか出来る芸当ではなく、しかも、2歳の夏から秋にかけて連戦し重賞を2つも勝った牝馬は・・記憶にございません(笑)
アルテミスSのレース映像
馬の毛色について
ソダシは全身真っ白の馬体でも注目されていますね。
人の髪の毛も真っ黒の人もいれば赤毛っぽい人もいますし、年をとれば白くもなります(笑)
こんなにある馬の毛色
単純に馬の毛色だけだと100色以上あると言われるていますが、サラブレッドという馬(競走馬)の毛色は以下の8種類に分類されているそうです。
・鹿毛(かげ) ・黒鹿毛(くろかげ) ・青鹿毛(あおかげ) ・青毛(あおげ) ・芦毛(あしげ) ・栗毛(くりげ) 栃栗毛(とちくりげ) ・白毛(しろげ)
きっと、同じ鹿毛色の馬でも並んでいるところをみれば微妙な違いがありそうですね。
この中で最も多いのが鹿毛の馬(約半分)で、最も少ないのが白毛の馬とのこと。
ちなみに、多くの人が知っているディープインパクトや、2020年G1を9勝するという金字塔を打ち立てた名牝アーモンドアイは鹿毛色だったそうですよ。
白毛の馬はホントに希少
もともと、白毛の馬は突然変異で生れたそうです。
今でも、産まれてくるサラブレッドの中で白毛の馬の割合はたったの0.04%と言われています。
両親どちらかが白毛の場合の遺伝、そして突然変異と白毛の馬が産まれてくる条件は厳しいものがありますが、そんな中でキレイな白毛で産まれてきたソダシは奇跡の馬?なのかもしれませんね。
ソダシの馬主は超一流
徐々に大きなレースへと向かっているソダシですが、実は、ソダシの馬主さんは競馬界ではとても有名な方だったんです。
名馬:ディープインパクトと同じ馬主
調べてみると、ソダシの馬主欄には「金子真人ホールディングス」という名前が出てきます。
この【金子真人(かねこ まこと)】と言う方が、知る人ぞ知る名馬ディープインパクトの馬主だった方で、競馬界では知らない人がいないくらい有名な方なのです。
その当時(2005年頃)は個人馬主として「金子真人」としての登録でしたが、ディープインパクトの競走馬としての活躍、そして、大事な種牡馬(おとうさん馬)として仕事のため?に個人から法人「金子真人ホールディングス」に登録をし直したようですね。
実は叩き上げ?の実業家
また、金子真人氏は馬主の顔とは別に実業家としての顔もお持ちです。
詳しいことはWikipedeia金子真人に譲りますが、現在は株式会社図研の代表取締役会長とのこと。
この図研という会社は自らが興した会社で、スタート時は自分を含め5人で始めたそうです。何やら設計図を描く機械を動かすソフトウェアの開発をする会社で、当時、国内では草分け的存在だったみたい。創業当初は何処にも相手にされずご苦労されたとか。
それが今ではなんと、社員数約500名、単体売上100億円以上で東証一部に株式公開している上場企業に成長しています。
これを一代で成し遂げるんですから、スゴイ方ですよね。
馬を見る”目”もスゴすぎる
馬主、金子真人氏は所有する馬を自分の目で見て決めているそうです。
そして、その決め手は「馬の目」だそうです。
どんなに血統構成がよく、「世間的には走るだろう」と思われている馬でも、『目つきの悪い馬』は絶対に所有しないとか。
確かに自分の所有馬に睨まれるって気分悪いですしね(笑)
「走る馬なのか、走らない馬なのか」そんな、神のみぞ知るようなことを「分からないから知りたくなる」という探求心。
そして、『馬の目つき』が所有の大きな判断基準・・・で、
過去有してきた馬たちが
ディープインパクト・キングカメハメハ・マカヒキ・ワグネリアン(以上ダービー馬)・クロフネ・ブラックホール・トゥザグローリー。アパパネ・ピンクカメオ・カネヒキリ・ラブリーデイ、、、、以下多数
と、名馬のオンパレード。
ただただスゴイ、の一言です。
人を見る力が優れていれば、馬の目も一緒なのかもしれませんね。
ソダシはどこまで強くなる?
真っ白な馬体が先頭を走り、他の馬たちを引き連れているかのようだったアルテミスS。
このアルテミスSは出世レースの一つでもあり、過去の勝ち馬の中には
2019年の有馬記念を勝った2016年の勝馬「リスグラシュー」やエリザベス女王杯を連覇した2017年の勝馬「ラッキーライラック」などがいて、この先の活躍がとても期待されますね。
このまま順調にいけば、今後はG1レース(クラシックロード)への挑戦が続くことになるでしょう。
2歳(2020年中)では「阪神ジュベナイルフィリーズ」
3歳に(2021年)なれば「桜花賞」「オークス」「秋華賞」と牝馬クラシックロードが待ち受けていますね。
どのレースを勝っても白毛馬初の快挙として歴史を刻むとのこと。
どこまで強くなるのか、それはどのレースを勝てるか、という神の領域に踏み込みますから大きな声では言えません。
ですが、やはり真っ白な馬体が馬群の先頭を走る姿を応援したいなと思います。
まとめ
「ソダシ(競走馬)かわいい白馬なのにG1制覇?!母ブチコも強かった?」をまとめました。
アイドルホースのソダシの今後の活躍に期待したいですね。
以上
Sports News Deliveryでした。