ラグビー黄金時代を支え、現在は講師やコメンテーターとして活躍している堀越正巳氏。ワールドカップに対する思いも格別なはず。元ラガーマンでありながら多方面の活躍を見せるそんな堀越正巳氏の素顔に迫りましたよー。
目次
堀越正巳氏の現役時代
1995年 #ラグビーワールドカップ で #日本代表 は、ニュージーランドに17-145と大敗を喫した。その「悪夢」の試合のリザーブだったスクラムハーフの #堀越正己。現在は、指導者やテレビのコメンテーターとして活躍する彼が当時を語る。#rugby #rugbyjp @RugbyLOVE_PR3 https://t.co/2nrc2H4SZy
— webSportiva (@webSportiva) July 25, 2019
堀越正巳氏の現役時代は1987年の早稲田大学入学時から1999年に神戸製鋼で公式戦を終えるまでの13年間でしょうか。(中学・高校は除く)
その間の日本ラグビーはまだまだ発展期で国内では学生ラグビーが最も人気があったように思います。
大学ラグビーは早稲田や明治、社会人ラグビーは神戸製鋼と言われていたのを思い出しますね。
日本にはプロのラグビーチームがないことや、メディアの扱いがどうしても他のスポーツ寄りになってしまうので野球のような人気は出ていませんが、
それでもコアなファンは沢山いて大学選手権で早稲田や明治、慶應などの対戦では旧国立競技場を満員(約60,000人)にするほどのパワーがあったそうですよ。
ファンの間では有名な1990年の大学対抗戦、早稲田vs明治の試合です。
時折写る観客席にご注目。
すごい人出だということが分かりますね。
この動画の試合にも堀越正巳氏は早稲田のキャプテン、SH(スタンドオフ)として出場しています。
今では結構いい感じのおじさんですが、当時は大学ラグビーのスーパースターだったみたいですね(笑)
早稲田大学時代:大学選手権優勝(1987年・89年)日本選手権優勝(1987年)
神戸製鋼時代:日本選手権優勝(1991年から4連覇)
大学2年生から日本代表。ワールドカップも1991年・95年の2大会に出場経験がある、
という堂々の実績の持ち主なんですね。恐れ入りました。
日本全体がバブル景気に沸いていたちょうどその頃、大学ラグビーを頂点に日本ラグビー界は人気絶頂期でした。
そんな時期に名門早稲田大学や神戸製鋼で活躍されていたわけですから女子からもてないわけはありませんよね。
現在の仕事は何?
堀越正巳氏は現在、故郷である埼玉県熊谷市にある立正大学のラグビー部監督として活躍しています。
立正大学ラグビー部は1965年(昭和40年)に愛好家が集いスタートしその2年後ラグビー部として正式に活動が始まりました。
以降50年余りの活動で、今は関東リーグの2部に所属しています。
堀越氏の監督歴は1999年からということですから、かれこれ20年になります。その間チームを1部リーグに押し上げた実績もあります。
学生スポーツは年代によって入れ替わりがあってチーム力を保持するのが難しいものです。監督を始めた頃に生まれた子供たちが今現役でプレーしているわけですからその長さも分かろうというもの。なかなか続くものではないですよね。
また、他にも執筆や講演やセミナーの講師、コメンテーターなどの仕事もしており、特に有名なのがTBS系列平日午前中から放送の「ひるおび」の出演でしょうか。
2018年4月から月曜日のコメンテーターとして出ているそうですよ。
神戸製鋼ラグビー日本一🏈喜びを語るOB堀越正巳さん #神戸製鋼
#ラグビー #堀越正巳 #早稲田大学 pic.twitter.com/EW4AbtckXi— とらちゃん (@toraneko2001) December 17, 2018
その他ではラグビーワールドカップ2019に向けて熊谷市で開催される試合のために「埼玉ラグビーアンバサダー」に就任されています。(2015年~)
ラグビーワールドカップ2019™
開幕まであと12日!
本日は埼玉ラグビーアンバサダーの堀越正巳さんです。オール埼玉で盛り上げていきましょう!#RWC2019#ラグビーワールドカップ#カウントダウン#countdownphoto#堀越正巳#熊谷へラグビーを見に行こう pic.twitter.com/T4NQitCQfF
— 熊谷へラグビーを見に行こう! (@kumagaya2019) September 8, 2019
現在の年収って?
バリバリの日本代表を引退し、大学の監督等をやりながらラグビーの普及に努めている堀越正巳氏。
いろんなことをやられている現在の年収が気になって調べてみましたが、
さすがにどこにもその情報はありませんでした。
大学も授業を持っているわけでもなさそうですし、講師業も不定期。ひるおび出演も週一回とそんなに多くはありません。
埼玉ラグビーアンバサダーもきっと名誉職かと思われます。
なので、そんなにびっくりするような収入があるとは思えませんが、それでも人並み以上の年収は稼いでいらっしゃりそうですね。
堀越正巳氏のプロフィール
ラグビーの堀越正己さんのPOPLETAインタビューが配信されました!
とてもステキな話がいっぱい。
ぜひ、読んでくださいませ。
日本ラグビー界を牽引する堀越正己氏が影響を受けた作品とは?https://t.co/UD1U2ErMc3#ラグビー#堀越正巳#インタビュー
— 水島裕 (@goofyalice2013) March 26, 2019
名前:堀越正巳(ほりこし・まさみ)
生年月日:1968年11月27日(51歳)
出身地:埼玉県熊谷市
出身校:埼玉県立熊谷工業高校⇒早稲田大学
ポジション:スクラムハーフ(SH)
中学校時代までは野球でプロを目指していたという堀越正巳氏。確かにON(王、長嶋)世代ですしね、当時は少年のスポーツと言えば”野球”。漫画のドカベンなんかもよく読みましたね。
ところが、やっていくうちに自身の身長が伸び悩み、結局野球は断念することに。高校進学もあいまっていろいろ迷っていたところに先輩の助言でラグビーを始めることにしたそうです。
そして高校は埼玉県立熊谷工業高校へ。
入学時には初心者だったものの、持ち前の運動神経と度胸でその才能はすぐに開花。
1年生でSHとしてレギュラー入りするといきなり全国大会バスト4に貢献します。
2年生では埼玉県選抜に選ばれ国体初優勝。全国大会2年連続ベスト4.
3年生で高校日本代表に選出されてニュージーランド遠征に参加。高校最後の全国大会では準優勝の成績を残していますね。
才能のある人はやっぱり違いますね。
まとめ
高校から30歳くらいまでの約15年間をラグビー一筋ですごしてきた堀越正巳氏。
とにかくラグビーのことが何より大事なようで50歳を超えた今でも東奔西走、ラグビーの普及と人気向上のために飛び回っていますね。
日本のラグビーの詳しいことは分かりませんが、やはり世界を相手にしていくと
その歴史や体格、そして何より戦いに対する覚悟の違いに圧倒されます。
強いチームと弱いチームの試合では0対200くらいの差がついてもおかしくはありません。そういった競技ですよね。。
でも、1日1日その歴史を刻み若い世代にラグビーの醍醐味を伝え残していこうとする姿には共感することがたくさんあります。
今回のワールドカップでいい結果を残し次に繋げていくことができたらいいなとそう思いますね。
同世代としてもお応援していきたいと思います。
以上
Sports News Delivery金太郎でした。