こんにちは金太郎です。
女子バスケットの藤岡麻菜美選手。この春チームを牽引してきた先輩キャプテン吉田亜沙美選手からバトンを受け継ぎ新たな司令塔として頑張っています。そんな藤岡選手ですが、少し気になる話も!?
目次
藤岡麻菜美は心臓が悪い?
女子バスケットの藤岡麻菜美選手が心臓が悪くて不整脈があるという噂があります。
もう3年も前になりますが、こんな記事が出たことがありました!
女子バスケ藤岡麻菜美 不整脈乗り越えリオ出場狙う https://t.co/219uK2awdg #バスケットボール #女子バスケ #JXーENEOS #筑波大 #リオ五輪 pic.twitter.com/WZ6zOJmCEr
— 東京中日スポーツ首都スポ 首都圏スポーツ (@syutospo) 2016年5月3日
不整脈とは・・・
不整脈とは、心臓の脈拍が正常とは異なるタイミングで起きるようになった状態のことです。
参照:メディカルノートから抜粋
不整脈には千差万別で、緊急に治療が必要なものもあれば放置しておいても大丈夫なものがあるそうです。
実は、ボクも「不整脈」と診断されたことがありますが、その後は何の問題もなく生活しています。
しかし、藤岡麻菜美選手はバスケットボール選手ですから心臓に持病があったら続けることは困難に違いありません!
現在、この記事が消されているので事の真偽はわかりませんが、少なくとも現在の活躍を見るかぎり心臓の影響は全くないと言っていいと思います。
もしかしたら、大学からプロ入りして環境の変化に身体がついていけてないだけの事だったのかもしれません。
藤岡麻菜美の怪我とは?
また、怪我も2017-18シーズン開幕直後に骨盤の剥離骨折と腱断裂によって戦線離脱しています。
前例のない症状だけに、手探り状態のリハビリが続いた結果、藤岡のリーグ戦出場はわずか2試合だけという事態になりました。
多分バスケットボールを始めて以来、半年もの間試合はおろか大した練習もできない時間を過ごしたことはなかったのではなでしょうか。
それだけに本人も不安だったと思いますが、いろんな人に診てもらったりサポートしてもらったりしているうちに劇的な回復をしたそうです。
今期(2018-19)は皇后杯にもリーグ優勝にも大きく貢献していますから、これからも後遺症や精神面での悪影響もなく元気に活躍していってくれると思います!
女子バスケは世界レベル!?
それはそうと、今、女子バスケットボールが熱いですね。昨年(2018)のアジアカップは決勝でオーストラリアに1点差で競り勝ち優勝しましたが、その後のワールドカップでは惜しくも中国に敗れベスト8叶わずでした。(ちなみに準優勝はオーストラリア)
でも女子は男子と比べると昔から世界レベルで活躍していますしWリーグも盛り上がってきています。来年の東京オリンピックの出場権(開催国枠)もすでに獲得済でこれから世界の頂点を目指して活動していくと思います。
バスケットボール(男子/女子)
3×3 バスケットボール(男子/女子)
東京2020オリンピックの出場が決定しました🇯🇵🏀 pic.twitter.com/tFi2Rcub49— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) 2019年3月30日
その原動力になったのはWリーグで優勝常連チームJX-ENEOSサンフラワーズのメンバーでしょう。藤岡麻菜美選手の所属もこのチームです。ちなみに先ごろ発表された全日本女子の2019メンバー候補は
藤髙 三佳 (SG / トヨタ自動車 アンテロープス)
髙田 真希 (PF / デンソー アイリス)
水島 沙紀 (SG / トヨタ自動車 アンテロープス)
渡嘉敷 来夢 (PF / JX-ENEOSサンフラワーズ)
本川 紗奈生 (SG / シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
石原 愛子 (SG / JX-ENEOSサンフラワーズ)
内野 智香英 (SG / 富士通 レッドウェーブ)
町田 瑠唯 (PG / 富士通 レッドウェーブ)
宮澤 夕貴 (SF / JX-ENEOSサンフラワーズ)
谷村 里佳 (PF / シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
本橋 菜子 (PG / 東京羽田ヴィッキーズ)
三好 南穂 (PG / トヨタ自動車 アンテロープス)
長岡 萌映子 (SF / トヨタ自動車 アンテロープス)
藤岡 麻菜美 (PG / JX-ENEOSサンフラワーズ)
林 咲希 (SG / JX-ENEOSサンフラワーズ)
根本 葉瑠乃 (SG / 三菱電機 コアラーズ)
馬瓜 エブリン (SG / トヨタ自動車 アンテロープス)
川井 麻衣 (PG / 三菱電機 コアラーズ)
赤穂 さくら (C / デンソー アイリス)
佐藤 奈々美 (SG / トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)
中田 珠未 (SF / 早稲田大学 4年)
梅沢 カディシャ樹奈 (C / JX-ENEOSサンフラワーズ)
赤穂 ひまわり (SG / デンソー アイリス)
馬瓜 ステファニー (SF / トヨタ自動車 アンテロープス)
オコエ 桃仁花 (PF / 富士通 レッドウェーブ)
奥山 理々嘉 (SG / JX-ENEOSサンフラワーズ)
の26人ですが、なんとそのうち7人が選出されていますね。このメンバーの中から全日本のメンバーが決り来年に迫った東京オリンピックでのメダル獲得を目指していくのでしょう。
藤岡麻菜美選手のポジションは?
藤岡麻菜美選手のポジションはPG(ポイントガード)です。
コート上のコーチとも言われオフェンス時にボールをキープしながら指示もパスもシュートも狙うアウトサイドプレーの中心選手、そして攻撃の司令塔になるわけですね。
このポジションにいい選手のいるチームは攻守が安定するのでやはり成績は上位になる可能性が高まりますね。
事実藤岡麻菜美選手の所属するJX-ENEOSサンフラワーズでは長いこと吉田亜沙美さんがこのポジションを務めてきました。
チームを鼓舞し自身も積極的に得点に絡んでいくプレーは見ていてもとても気持ちがいいものでした。
そのJX-ENEOSサンフラワーズは2018-19シーズンでWリーグ新記録の11連覇を達成しました。
となれば如何にこのポジションが大切かが分かりますよね。
✨特別収録✨
吉田亜沙美ラストインタビュー
「ファンの方がバスケットをまた好きになってくれたらうれしい」https://t.co/fZjWkah3VD
新たな役割でチームをけん引したキャプテンにリーグ新記録の11連覇を達成したシーズンを振り返ってもらいました。#JX #ENEOS #サンフラワーズ #Wリーグ pic.twitter.com/WJ3Rfx4xFc— 🏀バスケットボールキング👑 (@bbking_jp) 2019年3月25日
で、この吉田選手に後継指名されたのが藤岡麻菜美選手なのです。同じポジションで後を託す、これがどんなに難しいことか・・。
関連記事です☞https://basketballking.jp/news/japan/alljapanw/20190113/128675.html
普通に考えればポジションは選手の中から監督やコーチが本人の経験や意向を確認しながら決めていくものです。
それまでの実績のある選手の意向で決まるものでもありません。
ましてや他のポジションの選手はそれまで通りというのも多いでしょうしチームカラーもあるでしょう。
そのような状況でも前任者がしっかりと次世代の後輩を育て指名までしてチームの中心に置けるというのは本当に素晴らしいことだと思います。
笑顔全開のネオさんこと藤岡選手が帰ってきました。厄介なケガも過去のもの。日本代表の先発ポイントガードを務める意欲満々です。「リーダーシップを取ることでプレーにも良い影響がある、自分はそういうタイプだと思っています」、これ名言!#AkatsukiFive #藤岡麻菜美https://t.co/A2vMS7vzvL
— バスケット・カウント (@basket_count) 2019年4月26日
東京オリンピックで金メダル!?
現在の日本に世界ランキングは13位(2018年現在)ですが上位の国との差はそう大きくはないと思っています。
もちろん中国やアメリカは実績もあって強敵ですが決して勝てない相手ではないでしょう。
日本の持ち味であるスピードとコンビネーション、外からのシュート力は決して引けを取るものではないのです。
もちろん世界の強豪国にはそれに輪をかけて背が大きく幅もある選手が必ずいます。
ですからポストプレーやゴール下、リバウンドに絡んだプレーなどで不利なのは間違いないところ。ですが、
バスケットボールは時間内により多くゴールに入れたかを競う
わけですからこちらが少しのミスもせず、相手にミスをさせれば勝利できる可能性が高まると言えます。とても大変で難しいことですが、不可能なことではありません。
これさえ出来れば世界ランク1位のアメリカとでも互角に戦えます。まさにサッカー女子のなでしこジャパンがワールドカップの決勝でアメリカに勝利したように。
可能性を信じて頑張って欲しいと思います。
まとめ
昨年(2018)の女子ワールドカップでは予選リーグ2勝1敗ながら得失点差で3位。わずかの差でベスト8を逃してしまったわけですが、ランキング2位のスペインや10位の中国とはいい試合をしての惜敗です。応援する側はもちろん選手も悔しさの残る戦いだったと思います。
かつてオリンピックでバスケットが正式種目になった時NBAでバリバリのプロ選手がアメリカの名誉のため、とこぞって出場してきたことがありました。もう各国は当然勝つことは無理、と一緒に試合ができるだけで光栄と勝負度外視の実力差があった時代もありました。日本も一緒でなかなか国際大会で勝ことができない時代もありましたが、今はもうその域を脱しましたね。
あとは本番までいい調整をしてまずは「FIBA女子アジアカップ2019」の優勝目指して頑張って欲しいと思います。
以上、「Sports News Delivery」でした。