2020箱根駅伝では総合12位とシード権を逃してしまった中央大学。2021箱根駅伝に向け期待の新星が現れましたよー。1年生ながら実力充分な吉居大和選手。まずは予選会の突破が至上命題。どんな走りなのでしょう?
目次
吉居大和選手の凄さ!
5000m 13分30秒以内
この記録は大学陸上の長距離界で一流選手と呼ばれるために必要な記録です。もちろんそこに約30秒の幅がありますから、より速いことにこしたことはないのですが、まずはこの13分20秒台を出してからがスタート!
男子陸上界で上を目指すために是非とも出しておきたい記録です。
吉居大和選手の凄さはこのエリートコースに大学1年生ですでに乗っていること。そして2020年が大きく成長した年だったことです。
しばらく低迷ぎみだった中央大学に現れた期待の新星はどこまで個人記録を伸ばし、駅伝やハーフマラソンでどんな走りを見せてくれるでしょう?
スーパールーキ吉居大和選手 前半戦まとめ#吉居大和 https://t.co/Oi8w3EG4kW
— ランラボ (@runlabo2) September 22, 2020
箱根駅伝2区走ってほしいなあ~ !
吉居大和選手のプロフィール
名前:吉居 大和 (よしい やまと)
生年月日:2001年?
出身地:愛知県田原市
身長:168cmくらい
体重:48㎏くらい
種目:中距離走
靴のサイズ:26.0cmくらい
趣味:映画・ドラマ鑑賞
吉居選手は愛知県の生まれ。小学校時代から地元の田原陸上クラブで走っていたという吉居選手。小学校時代なら野球もサッカーもあるのに陸上だったのは、きっと走ることが大好きな子供だったんでしょうね。
その後中学校は地元の田原東部中学校へ。この頃になると各大会で1500m、3000m、駅伝などに出場していました。ただ愛知県内でトップというわけでは無くいつも上位に顔は出すけれど、抜けない壁があったみたいです。
高校は仙台育英高校へ
中学卒業後は宮城県の仙台育英高校へ進学しています。自ら決めた進学先なのか、はたまた高校側からオファーがあったのかは定かではありませんが、高校駅伝界の雄「仙台育英」への進学はきっと将来の箱根駅伝をイメージしていたからなのかもしれませんね。
とはいえ、15才で親元を離れ遠く仙台へ行くなんてそうそう出来ることではありません。親御さんも辛い決断だったのかと思います。
仙台育英・吉居大和、今季日本人高校最高13分55秒10◇宮城県選手権5000m | マラソン速報 #宮城県選手権 #陸上 #5000m #吉居大和 #仙台育英 #インターハイhttps://t.co/EXSYYDcSzp
— マラソン速報 (@mara_soku) July 9, 2019
しかし、そんな思いもなんのその、吉居選手は高校時代に着実にスケールアップしていきます。
このレースの凄みは「最後の最後までバテていない」ことでしょうか。2位の選手がどこにいるか分からないくらいの快走。14分を切る好記録は箱根に通じる立派なものだったと思います。
そして中央大学へ
2020年4月晴れて中央大学へと進学しました。
1年生ながら各大会で好記録を連発した後、インカレ5000mを制しています。
インカレ5000mを制したのは #中央大学 1年の #吉居大和 でした。吉居はラスト1周の鐘が出ると一気に加速し、13分40秒04をマーク。インカレ初日に目にした #三浦龍司 の独走も、吉居の刺激となりました。#駒沢大学 1年の #鈴木芽吹 も3位と好成績を残しています。#89日本IChttps://t.co/gGs5lVHTmp
— 4years. (@4years_media) September 13, 2020
このレースも最後の凄みは健在ですね。終盤の苦しいところから加速できる体力・気力には鬼気迫るものを感じます。
家族も陸上選手!
そんな吉居選手のご家族がまた凄くて全員が陸上経験者とのことです。
特に父親の誠さんはトヨタ自動車の長距離陸上部に所属していたとか。ニューイヤー駅伝とか走っていたのかもしれませんね~。ちなみに母親も陸上でインターハイに出場経験があるそう。「蛙の子は蛙」になるしかなかったようですね(笑)
どこの地区も激戦みたいです。東海地区では柳本君!凄い!東北地区では大和が頑張りました。 pic.twitter.com/hSK61nE8Vr
— 吉居 誠 (@3eAdwppt4S6GOHa) June 15, 2018
陸上と息子を愛する父親のTweetですね。
また、吉居選手には双子の弟さんがいらっしゃるそうです。中学は同じで高校は別みたいですが陸上は続けているようです。大学など分かりましたら追記していきたいと思います。
2021年は中央大学のエースへ?
中央大学4年間での目標について吉居選手は
「個人では5000m、10000m、ハーフマラソンの学生記録です。日本記録をどの種目で狙うかは決めていませんが、(それまで走ってみて)自分がどう感じているかを体と相談しながら考えていきたいと思います。」
4years.記事より
と答えています。
3つの種目とも大学陸上の華。そしてその学生記録を持っているのがそれぞれ竹澤健介氏・大迫傑氏・村山健太氏と大学陸上、日本陸上を牽引してきている凄い選手たちです。
それらの記録(もしかしたら全部?)を塗り替えたら途轍もない選手になってしまうかも?
とは本人は考えていないでしょうね。1秒詰めるのにどれだけの努力が必要かが分かっているだけに欲張りは禁物です。
ご本人が考えているように競技とトレーニングに真摯に向き合っていく中で達成されていくことがベストでしょう。
中央大学陸上部、そして日本陸上界のエースへ向かうために一つ一つの階段をしっかり登って行って欲しいですよね。
まとめ
大型ルーキーとして注目の吉居大和選手を追ってみました。
1年生から目立つとその先が少し心配になりますが、コンディションのいい今を大事にしながらガンガン走ってみて欲しいですね。
でも、怪我だけには気を付けてくださーい。
応援してますよー。
以上
Sports News Deliveryでした。