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競馬

クリストフ・スミヨン騎手(競馬)が短期来日!天皇賞やG1総取り?(追記有り)

先週の菊花賞(G1)。2005年のディープインパクト以来の勝利となる武豊騎手騎乗のワールドプレミア号が見事勝利しましたね。秋競馬もいよいよ本番です。そんな中外国から強力なジョッキーが来日してきましたよー。

目次

クリストフ・スミヨン騎手って?

クリストフ・スミヨン騎手のプロフィール

名前:クリストフ・スミヨン(Christophe Soumillon)

生年月日:1981年6月4日(38歳)

出身地:ベルギー

身長:173cm

体重:54kg

血液型:B型

主戦場:フランス

主な勝ち鞍:ジャパンカップ(2014)エピファネイア号

父親が障害競走の騎手だったというスミヨン騎手。

日本でもそうですが、カエルの子は蛙ではありませんが、競馬の世界に生れるとそのままその世界で生きていっている人達がたくさんいますね。

騎手、調教師、調教助手などですが、全く知らない世界からだといろいろと敷居も高いのかもしれません。

スミヨン騎手は若い頃からフランスの競馬場で見習騎手として1997年(16歳)8月にデビューしたそうです。日本ではまだ競馬学校の2年生くらいですかね。

同年に初勝利も挙げ、2年後の1999年には最多勝ち見習い騎手にもなったそうです。

重賞も2000年4月にフォンテンブロー賞を勝っていますね。そしてその翌週フランスのサンクルー競馬場で1日5勝のフランス競馬タイ記録を若干18歳で樹立しています。日本的にはようやく競馬学校の卒業年度で初騎乗から数か月経った頃でしょうか。

いやはやスゴイ騎手ですね。

スミヨン騎手の実績や評価

スミヨン騎手の神騎乗!?

鮮烈デビューを果たしたスミヨン騎手。

フランスを主戦場としていますが、今では日本を始め世界各国の競馬場で活躍しています。

日本には2001年に初来日して以降、今年で8回目の短期免許取得をしています。

初来日以降の成績はこちらへ

一見しただけでは「そんな凄い騎手なん?」と思えるような戦績ですが、

何が凄いってやはり

この2014年のジャパンカップのエピファネイヤを勝たせた騎乗でしょうか。

それまで福永騎手が乗って菊花賞こそ勝てたものの、「馬の力を100%出し切れていない」と言われていました。

それをスミヨン騎手は初めての騎乗で成し遂げてしまったのです。

この時のエピファネイヤは本当に強かったと思います。

その後は(ブエナビスタの)騎乗に対する裁定問題などいろいろあったようで、今回の来日は2014年以来5年ぶりになりますね。

スミヨン騎手って上手いの?

巷では現在日本のジョッキーとして活躍中のC.ルメール騎手やM.デムーロ騎手よりも上手いと評判のスミヨン騎手。

ただ、ブエナビスタの降着があった時、「日本競馬は世界から遅れている。このような国には二度と来ない!」という暴言?を吐いた過去もあり

性格にちょっと難アリ?でそれが騎乗に現れてしまうレースも過去にはあったようです。

勢いがある時はいいのですが、時折「えー!」っと言う騎乗も、というのが前回までのスミヨン騎手だったようですね。

さて、今回の来日ではどのような騎乗を見せてもらえるでしょうか。

こういった感想を持つ人もいるようです。さすがに大人になって帰ってきてくれたようですね。

とても楽しみです。

令和初の天皇賞(G1)へ怪物君と参戦へ!

さて、2019年の秋の天皇賞。令和になって最初のレースが10月27日に行われますね。

そのレースに今年の3歳世代の頂点に君臨する「サートゥルナーリア号」に騎乗します。

サートゥルナーリアは無敗で皐月賞を制し、ダービー4着後、前走の神戸新聞杯を圧勝し、

もしかしたらとてつもない「怪物」かもという評価をひっさげ

このレースに駒を進めてきました。

同世代同士の菊花賞には目もくれず、得意の2000mのレースを選んで古馬の最高峰レースにぶつけてきたわけです。

現役最強牝馬と言われる「アーモンドアイ」との対決に注目が集まっています。

2019年天皇賞(G1)の展望 その後のG1は?

天皇賞(秋)の展望

秋競馬の醍醐味は、ほぼ毎週行われるG1競走。

それぞれの条件で最高の競走馬たちがしのぎを削る最高のレースを見る事ができる期間です。

この天皇賞は短期免許(期間10月19日~12月23日)で騎乗するスミヨン騎手のG1レース2戦目になります。前走は菊花賞に騎乗し10着の成績でしたね。

その天皇賞では

おそらく2番人気になる前述のサートゥルナーリアに騎乗し、1番人気確実のアーモンドアイとの戦いが期待されています。

ですが、このレースには他にも

ダービー馬(マカヒキ、ワグネリアン)や皐月賞馬(アルアイン)、海外G1レースを勝ったウインブライトなど

現状の中距離レースのベストメンバーが集まったレースになりましたね。

上位人気で決まるのか、はたまた伏兵の台頭があり得るのか、当日が楽しみですね。

天皇賞(秋)の結果と寸評

天皇賞(秋)G1 2019年10月27日(日)東京競馬場 芝2000m

スミヨン騎手騎乗の⑩サートゥルナーリアは1番人気のアーモンドアイを制して前前で競馬をする戦法に出ましたが、直線力及ばず6着と敗れてしまいました。

でも、スタート後ポケットから2コーナーで果敢に内のアーモンドアイの前に出ようとするスミヨン騎手の手綱さばきにはシビレマシタね。ああいう騎乗こそがファンを唸らせるというもの。

勝てなくても納得のレースでした。

2019秋シーズンのG1レースはどうなる?

天皇賞が終わるとスミヨン騎手が騎乗できるG1競走は全部で7レース。

①エリザベス女王杯(11月10日、京都競馬場芝2200m)1着

②マイルチャンピオンシップ(11月17日、京都競馬場芝1600m)

ダイアトニック騎乗 10着

③ジャパンカップ(11月24日、東京競馬場芝2400m)

シュヴァルグラン騎乗 9着

④チャンピオンズカップ(12月1日、中京競馬場ダート1800m)

ウェスタ―ルンド騎乗 9着

⑤阪神ジュベナイルフィリーズ(12月8日、阪神競馬場芝1600m)

香港競馬騎乗のため騎乗せず

⑥朝日杯フューチュリティステークス(12月15日、阪神競馬場芝1600m)

レッドベルジュール騎乗 12着

⑦有馬記念(12月22日、中山競馬場芝2500m)

サートゥルナーリア騎乗 2着

有馬記念が終わりました。リスグラシュー凄かったですね。

C.スミヨン騎手も最後サートゥルナーリアで2着に粘り込み騎乗機会6回の成績は

(1,1,0,4)

でした。

まとめ

一時期、日本競馬を席捲していた外国人ジョッキーという存在。

海外を拠点にし、大きなレースをいくつも勝ち、賞金の高いレースにはやってきてちゃんと勝っていく、そんなイメージさえあるほど

外国人騎手は上手く強い。

その中でもC.スミヨン騎手は世界で10本の指に入ると(個人的には)思っています。

40歳近くになって、やんちゃな性格と言われるのもおかしなもの。きっと大人になったスミヨンが見れると期待しています。

まあ、だから勝てるというわけでもないんですけどね(笑)

せっかく5年ふりに来てくれたのですから

遠慮せずに頑張ってもらいたいものです。

応援してますよー。

以上

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