2019年の有馬記念(中山競馬場 芝2500m)は5歳牝馬のリスグラシューが見事優勝を果たしました。直線抜け出してからの伸びは圧巻のひと言。これで最後のレース。引退が惜しまれる有馬記念でした。
目次
有馬記念2019の全着順
優勝 リスグラシュー 2’30”5
2位 サートゥルナーリア 5馬身
3位 ワールドプレミア クビ差
4位 フィエールマン
5位 キセキ
6位 シュヴァルグラン
7位 レイデオロ
8位 ヴェロックス
9位 アーモンドアイ
10位エタリオウ
11位アルアイン
12位スワーヴリチャード
13位スティッフェリオ
14位アエロリット
15位スカーレットカラー
16位クロスコミア
有馬記念の配当は?
単勝 ⑥670円
複勝 ⑥210円 ⑩270円 ⑦390
枠連 3⃣-5⃣300円
馬連 ⑥-⑩2990円
馬単 ⑥⇒⑩6130円
三連複 ⑥-⑦-⑩10750円
3連単 ⑥⇒⑩⇒⑦57860円
※正しくは主催者発表の情報をご参照ください。
レース映像
ネットの反応は?
【有馬記念速報】リスグラシューが優勝!/JRAレース結果 | 競馬ニュース – https://t.co/Bt2K15muUB https://t.co/YYsuwVDqga
— ラーメン狂い (@kB3t6BUdk6S8cWr) December 22, 2019
リスグラシュー、外からなのにすげぇえ! そして3歳世代のナーリアとワールドもガッツを見せてくれた…! アーモンドアイは残念だった…。
— ジェントル佐々木/悪の女幹部PNM受け付け開始! (@gentlesasaki) December 22, 2019
最初のスタンド前で行きかけてしまったアーモンドアイと内でため続けるリスグラシューの様子と58.5の通過タイム見てリスグラシュー圧勝を予感してしまったわ。
— べろろん (@beroron) December 22, 2019
矢作調教師『初コースでムーニーバレーを走った馬に(中山2500mが)トリッキーと言ったら世界的には笑われると思います。』
先々まで語り継がれるべき名言になった。https://t.co/GUGyMuBuWu
— おうまのアイコンwire-to-wire (@horseicon) December 22, 2019
リスグラシュー、引退レースで5馬身差。
勝ちタイム2分30秒5は近10年ではドリームジャーニーが勝った09年の2分30秒0に続く好タイム。
何が凄いって、それをノーステッキで制したこと。#リスグラシュー #有馬記念— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) December 22, 2019
【 #有馬記念 】
全着順、ラップタイム、各馬の上がり3Fが反映されました。アーモンドアイは9着で初めての馬券圏外に。上がり最速はリスグラシューの34秒7。ワールドプレミアが35秒0で2位、サートゥルナーリアが35秒4で3位。最後の直線での脚がほぼ着順に直結する結果に。https://t.co/N08w7KFTqC
— netkeiba.com (@netkeiba) December 22, 2019
レース回顧
スタートはほぼ互角も⑪キセキと⑧レイデオロが出負け。⑮アエロリットが外からするするっと先手を奪うと最初の4コーナーでは先頭を取り切りました。
その後は持ち前のスピードでホームストレッチを駆け抜けると入りの5Fは58”5のハイラップ。少し離れた先行集団は④スティッフェリオや⑫クロスコミアなどが続き人気の⑨アーモンドアイは中段外目。その後ろに⑥リスグラシュー⑩サートゥルナーリアなどが続き後方に⑧レイデオロ、ペースを読んだか⑦ワールドプレミアは最後方で向こう正面に。
アエロリットの逃げは大逃げの形になり一時は10馬身上の差がありました。
3コーナーを過ぎ残り400から後続が押し寄せ先行勢が飲み込まれながらアーモンドアイ、サートゥルナーリア、リスグラシューが徐々に進出。
最後の直線で一瞬先頭の場面もあったアーモンドアイですが、道中のリズムかペースかはたまた初中山が原因か、早々に離脱、馬群に飲み込まれ出したところをサートゥルナーリアが交わし坂下先頭に。しかし、
その外を満を持して追い出したリスグラシューがグイグイ伸び先頭ゴールを果たしました。
2着は直線粘ったサートゥルナーリアが。3着は最後方から大外をぶん回して上がってきたワールドプレミアが入り3歳馬の頑張りを見せてくれましたね。
勝手な想像ですが、トリッキーと言われる中山2500mのレースでハイペースの展開になると道中のしのぎの削り合いが半端ないのだと思います。しかも多くは牡馬。前後左右の馬が息も入れずに走っている中を4歳牝馬の身でマークされていたアーモンドアイにはキツイ展開だったのでしょうね。
対してリスグラシューはアーモンドアイを見る形でしっかり足を溜めることができたのだと思います。馬も騎手も中山2500mは初めてだというのにとても落ち着いてレースを進めていました。人馬一体、というのはこういうことを言うのだと思います。
3歳馬2頭は2020年の古馬のレースを引っ張れる存在。勝ちにいって余力で負けたサートゥルナーリアも、腹をくくった騎乗で最後の伸びがよかったワールドプレミアもきっと大きなレースで活躍してくれるでしょう。
期待したいですね。
まとめ
勝利したリスグラシュー騎乗のD.レーン騎手はもう一つのグランプリレース宝塚記念が初騎乗でした。
そのレースでも強い勝ち方をしたのですが、その後余勢をかってレーン騎手の地元オーストラリアのG1もとても強い競馬で勝っています。
これで2歳時からのG1成績は(4,5,1,3)ですが、G1馬になってからは(4、1、1、0)とすべて馬券内という立派な成績を残しました。
これで引退というのは非常に寂しいかぎりですが、いい子を産んでまたターフを盛り上げてもらいたいですね。
おめでとう!リスグラシュー
まずはゆっくり休んでくださいね。
以上
Sports News Deliveryでした。